医局案内
Emergency Medicine   -Saga University Hospital-
特徴
 佐賀大学救急部は、昭和56年10月の附属病院の診療開始とともに診療が開始され、昭和60年5月に文部省の正式認可となりました。平成8年4月には救急医学講座に昇格しました。附属病院の中で中央診療部門の一部所として他科と十分な連絡、協力を得ながら、救急患者の診療に携わってきました。現在、佐賀県下において診療、治療に難渋している救急患者が他の医療施設から次々に紹介されてきており、地域救急医療のセンターとしての役割を果たすようになりました。
 佐賀大学救急部は、北米型救急医療いわゆるER(emergency room)型をその大きな特徴としています。日本の救急医療システムは、1970年代の交通戦争のあおりを受け、重症患者(3次救急患者※)の対応に重点が置かれ、全国各地に主に3次救急の対応を目的とした救命センターが設置されました。しかし、3次救急患者以外の1次・2次救急患者の対応は遅れ、地域の病院の当直医がその患者の対応を行っている状況でした。当院では、いち早くこの問題点に取り組み、地域の最後の砦として1次から3次までの全科の患者に対し、救急専属医による初療を24時間対応で行っています。
また、多発外傷や急性中毒、各専門科の領域を超えた急性期病態等の入院加療も得意としており、北米型救急および2次・3次患者の入院加療といった幅広い医療を展開しています。 ※
※一次救急(入院を必要としない程度)、二次救急(入院治療を必要とする程度)、三次救急(高度医療を必要とする程度)。

<2003年度における救急患者>
救急患者数日中 3538、夜間 4884、総数 8422人(小児2754人)
内訳通院 6302、入院 2120(25.2%)、救急車1512(20%)、CPAOA 53


救急関連コース
佐賀大学救急部では、心肺蘇生関連の講習として年4回のACLS基礎(ICLS)コースを開催しております。医局員の多くがICLSを始めとしてJPTEC・AHA等のインストラクター・プロバイダーの資格を有しており、その指導・普及にも力を注いでいます。 現在、AEDの普及を目標とし、BLSの院内・外講習にも取り組んでおります。
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