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T.リハビリテーション部の構成

U.診療場所と曜日

V.診療申し込みについて

W.理学療法・作業療法時間の確認について

X.理学療法・作業療法の休止、中止について

Y.取扱い対象について

Z.評価会議について






T.リハビリテーション部の構成

 リハビリテーションは患者の全人間的復権を目指すので、理想的には図の如きチーム構成員が必要であるが、本院においては当面、身体の運動障害とそれに関係深い諸障害に対して、その予防と治療を主目的としてリハビリ医師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士(耳鼻科所属)、看護婦、義肢装具士、その他のメンバーにより行う。






U.診療場所と曜日

1.診療場所  東病棟1階 リハビリテーション部

内線電話

診察室 3285
理学療法室 3288
作業療法室 3286
療法士室 3287


2.診療曜日

専門外来日 月曜日、水曜日、金曜日の午前中
機能訓練日 月曜日より金曜日まで。毎日午前9時〜午後4時






V.リハビリテーション申し込みについて

 各科主治医が直接リハビリテーション部に申し込む(各病棟にあるリハビリテーション on service note(申し込み書)に記入し、気送子で33番に送る)。リハビリテーション部医師は主治医の情報のもとに患者を診察し、必要に応じてリハビリ処方を行う。これに基づき理学療法士、作業療法士などは治療を開始する。
 各外来より診察を依頼する場合は、電話でリハビリテーション部に予約する。診療録などの送付は搬送装置の都合上放射線部受付に送付することとする(この際、放射線部での混乱をさける為にメモ用紙に「リハビリ部へ」と書いて診療録の表紙にはさむこと)。





W.理学療法・作業療法時間の確認について

 各患者の訓練開始時間は、電算機の診療支援システムの中の患者基本情報、看護ワ−クシ−トに表示されるので、確認の上患者を出すこと。また、訓練は内容等により「複雑なもの」「簡単なもの」に分かれており、「複雑なもの」の訓練中は、他患者と重複はできない。よって、訓練時間を厳守とする。





X.理学療法・作業療法の休止、中止について

 リハビリテーション部で訓練中の患者について診療上の都合により、訓練を休止または中止しようとする場合は、あらかじめリハビリテーション訓練休止、中止依頼書に記入し、気送子で33番に送り、また担当の療法士にも電話連絡(理学療法3288、作業療法3286)するものとする。





Y.取扱い対象について

 対象は当分の間、本院の入院患者とする。病棟にての訓練と外来患者については訓練指導を中心とするが、特別の場合は訓練を行う。
(対象種目)

1. 関節拘縮の予防、改善
2. 筋力維持、増強
3. 脳血管障害者に対する筋再教育
4. 脳血管障害者に対する高次脳機能訓練
5. 運動発達障害者に対する神経生理学的訓練
6. 起立、歩行訓練
7. バランス獲得訓練
8. 協調性訓練
9. 日常生活動作訓練
10. 呼吸、排痰訓練
11. 心・循環機能改善訓練
12. 腰痛、五十肩、側彎症などの治療体操
13. 疼痛、痙縮の緩解
14. 四肢切断者の訓練
15. 義肢、装具、松葉杖、歩行器、車椅子、自助具などの相談、作製
16. 関節可動域テスト、筋力テスト、日常生活動作テスト、脳卒中運動機能テスト、Vojtaテスト、歩行分析などの評価
17. 身体障害者手帳申請書などの書類作成
18. リハビリ教室(現在は毎週金曜日の午後2時より「股関節学級」を行っている。他疾患の教室についても検討予定である。)
19. その他










Z.評価会議について
 リハビリテーション部では訓練中の患者について、毎週木曜日、午後1時より総合評価会議を行っているので関係職員はなるべく参加すること。

<評価会議のシステム>