高次脳機能障害支援のご相談について

佐賀大学医学部附属病院は、国の高次脳機能障害支援普及事業実施要綱に基づく、高次脳機能障害者支援拠点病院として平成19年度に指定されました。

高次脳機能とは

私たちは、脳からの情報により、体を動かしたり、物事を記憶したり、感情をコントロールしたりしています。このような人間のもつ高度な脳の働き(機能)を高次脳機能(高次元の脳の働き)と言います。

高次脳機能障害とは

交通事故で脳のケガや、脳血管障害や脳炎などの病気、一酸化炭素中毒のように脳の酸素が不十分になるなど、脳が損傷を受けると高次脳機能が障害され、生活に支障をきたすことがあります。

この障害には、記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会的行動障害などがあり、外見上目立たないため周囲の方からの理解が得られにくいという特徴があります。

わたしのノート

わたしのノートは高次脳機能障害の主な症状、利用できる社会資源などの情報が書かれています。高次脳機能障害を理解するための参考書としてご活用ください。

また、連携支援のページには、精神障害者保健福祉手帳、障害年金用などの診断書作成の参考になる情報もあります。診察の時に医師や担当者に見せるなどしてご活用ください。その他にもご自身の状況の把握や、支援者同士の連携につながり、適切な支援を受ける手助けとなるページもありますので、ぜひご活用ください。

下にわたしのノートのファイルを掲載しております。連携支援のページなどは、更新や追加が必要ですので、必要なページを印刷して使用ください。

わたしのノートはA4サイズでもA5サイズでも使用が可能ですが、冊子の構成上、A4に2ページ印刷をしてA5サイズで使用されることをお勧めします。

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連携支援のページ

高次脳機能障害について

高次脳機能障害に関するご相談をお受けいたしております。
ご相談されたい方は、メディカルサポートセンターまでお電話下さい。

お問合せ先

佐賀大学医学部附属病院メディカルサポートセンター
TEL 0952-34-3482 FAX 0952-34-2071
受付時間:平日 9:00~17:00