腎臓内科

概要

腎臓内科は、教室員70名を越えるに至りました。そのうちの7名は、すでに開業医として主体となって地域医療に貢献しています。

また、10ヵ所以上の関連施設にそれぞれ1-2名の派遣を行っています。

診療面では、「常に患者さんの視点に立って、それぞれに最も適当と考えられる医療を模索し、提供していく」ことを基本理念として、腎疾患に関わる全ての問題に対応しうる診療体制を整えており、年間550名前後の入院患者さんに対応しております。

一年間に腎生検40例、手術(内シャントや腹膜透析関連)180例、透析導入60例前後を行なっています。いわゆる慢性維持透析は行なっておりませんが、血液透析や腹膜透析の導入やそれらの患者さんの合併症発生時のみならず、急性血液浄化、血液吸着、血漿交換、免疫吸着など全ての血液浄化療法を本科で行なっているため、血液浄化療法全体としては年間3,500回前後に及んでいます。

取り扱っている主な疾患

原発性糸球体疾患(急性糸球体腎炎、慢性糸球体腎炎(IgA腎症)、急速進行性腎炎)、尿細管・間質性腎疾患、全身性疾患による腎疾患、ネフローゼ症候群、腎不全(急性・慢性)、多発性嚢胞腎、腎血管障害などの腫瘍を除くあらゆる腎疾患と、透析をはじめとして血液浄化療法の適応されるすべての疾患を、他の診療科と協力しながら担当しています。

特色

血析透析・腹膜透析導入、慢性透析の合併症治療、急性血液浄化、血液吸着、血漿交換、免疫吸着など全ての血液浄化療法を本科で行なっています。 また腎不全の治療においては、手術(内シャントや腹膜透析関連)を含め、すべて、我々腎臓内科の医師が主体となって施行しています。

取得した認定学会名

日本内科学会、日本腎臓学会、日本透析医学会、日本糖尿病学会

取得している各専門医・指導医の数

日本内科学会総合内科専門医4名
指導医2名
日本透析医学会透析専門医5名
指導医2名
日本腎臓学会腎臓専門医5名
指導医2名
腹膜透析学会認定医1名