緊急緩和ケア病床の利用について

緊急緩和ケア病床の利用について

1.緊急緩和ケア病床とは

本院と連携協力の意向を示された在宅療養支援診療所等と協力してがん患者さんとその家族が安心して在宅療養を継続できるように支援する病床になります。

2.入院の対象

かかりつけ医として在宅療養支援診療所等が、24時間体制の訪問診療・往診・訪問看護を行っている際に、緊急に入院を必要とする身体症状(イレウス、腸穿孔、病的骨折、出血等)が発生した紹介患者さん(「緊急緩和ケア診療情報提供書持参)を対象とします。ただし、徹底した緩和治療を実施する必要のない患者さん、例えば看取りあるいはレスパイトケア*等で入院希望の患者さんは対象とはなりません。緊急緩和ケア病床への入院期間は7日間以内とします。

*在宅で介護している家族にリフレッシュしてもらうために、患者さんに短期入院してもらって一時的にケアを代替する家族支援サービス

3.緊急緩和ケアへの紹介方法

*本院と連携協力の意向を示された在宅療養支援診療所の患者さんが対象となります。

  1. 本院作成の「緊急緩和ケア診療情報提供書」に患者さんの紹介内容をご記入ください。
  2. 患者さんへ「緊急緩和ケア診療情報提供書」を持参していただき、本院へ受診をしてください。

*救急車での来院につきましても「緊急緩和ケア診療情報提供書」の持参をお願いいたします。
*紹介される診療科へ事前にご連絡をお願いいたします。