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医学部附属病院検査部

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呼吸機能検査(呼吸機能検査、気道過敏性試験、睡眠時無呼吸検査)

呼吸機能検査

呼吸機能検査

呼吸機能検査は、COPD(慢性閉塞性呼吸器疾患)に代表される呼吸器疾患の診断や治療の評価や全身麻酔にて手術が行われる場合の 術前検査として行われています。 検査では、空気をどのくらい吸ったり吐いたりできるか(肺活量)、 胸一杯に吸った空気をどれだけ勢いよく吐きだせるか(努力性肺活量)、 肺の全体の容量がいくらあるのか(機能的残気量)、酸素が効率よく血液中に取り込まれるのか (肺拡散能)などを調べます。所要時間は検査の項目にもよりますが、15分から45分程度です。


気道過敏性試験

起動過敏性試験

呼吸するための空気の通り道を気道と呼びますが、気道が炎症を起こすとその部分が刺激に対して敏感となります。 この敏感さを気道過敏性といいますが、喘息の方ではほぼ100%この気道過敏性が亢進しています。 そのような方で喘息の重症度や治療の効果、薬を中止してよいかなどの判断などに対してこの検査が用いられます。 当検査部では、アストグラフという機器を用いてこの気道過敏性試験を行っています。 検査時間は30分程度ですが、呼吸機能検査と併せて行うことが多くその時間も必要です。

睡眠時無呼吸検査

睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠している時に呼吸が止まったり、または低い呼吸になる病気です。 自分でわかる症状としては、昼間の強い眠気やだるさがあります。 また、家族から「寝ている時に息が止まっていたよ」とか「いびきがひどかった」 などと指摘されてわかることもあります。 当検査部では、外来の方は携帯型の機器を用いて呼吸やいびきなどの検査を落ち着いてできる ご自宅で行ってもらっています。 原則として、取り付け翌日取り外しに来院していただく必要があります。 できるだけゆっくり長めにやすんで(記録して)いただきたいと思います。



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