先進総合機能回復センター

概要

当センターは、平成22年6月に療法士を主体としたリハビリテーションセンターとして新設されました。各診療科からリハビリテーションの依頼を受け、主に入院患者さまを対象として理学療法、作業療法、言語聴覚療法をセンター理念、基本方針の下に実施しています。

センター理念

「患者さまを中心にしてQOLの向上と早期社会復帰を目指すため、最善のリハビリテーションを提供します」

基本方針

「専門職として自己研鑽を惜しまず、教育や研究活動を積極的に行います」

「患者さま・家族の視点に立ったコミュニケーションが取れる良き医療人を目指します」

「他部門と積極的にコミュニケーション・連携を取り、より良いチーム医療を目指します」

「地域医療貢献のため他施設との連携や啓発活動を行っていきます」

施設基準

脳血管障害者Ⅰ、運動器Ⅰ、心大血管Ⅰ、呼吸器Ⅰ、廃用症候群Ⅰ

対象の患者さん

脳血管疾患、整形外科疾患、呼吸器疾患、循環器疾患、悪性腫瘍など各診療科より依頼があった患者さん

特色

脳血管、救命救急・集中治療、整形、心臓、呼吸、がんのチームに分かれ各診療科や各病棟と連携をとりながら専門的なリハビリテーションが提供できるように努めています。

脳血管チーム

脳卒中や神経難病などを中心とした、運動障害に対して機能回復を図っています。

病棟を中心としたカンファレンスにて情報共有や在宅調整などの活動をしています。

救命救急・集中治療チーム

高度救命救急センターやICUで早期からリハビリテーション介入を行っています。多職種連携し、ADLの早期向上ができるように取り組んでいます。

整形外科チーム

膝や股関節疾患をはじめとした運動器疾患に関わっています。

術後の早期回復を目指しています。

心臓リハチーム

心筋梗塞や心不全の患者に対して3西病棟を中心に、多職種での包括的な心臓リハビリテーションを提供しています。運動耐容能評価・改善や動作指導を行っています。

呼吸リハチーム

COPDや肺炎等の呼吸器疾患患者に対し、多職種で情報共有しながら、運動指導、持久力訓練、廃痰訓練・ADL訓練、退院後の自己管理方法の習得を目指し介入しています。

がんリハチーム

2010年の診療報酬改定より新規に追加された分野です。当院でも取得し腫瘍内科を中心に活動しています