佐賀大学医学部附属病院は、2010年3月3日に厚生労働省から、都道府県がん診療連携拠点病院の指定を受けました。
当院は、佐賀県におけるがん診療の質の向上及びがん診療の連携協力体制の構築に関し、中心的な役割を果たすよう厚生労働大臣から指定された病院です。
がんセンターは、佐賀県のがん医療の最後の砦としてスタッフ一同一丸となり、患者さんやご家族のみなさんに寄り添った治療及び情報提供を行うこと等を目的に2009年に当院内に設置されました。
こちらをご確認ください 「がんの種類と対応診療科」
がんセンターは、病気の診断から、患者さん一人ひとりの状況に合った治療法の提供、症状の緩和、さらには現在そして今後の療養や生活についての相談や情報提供など、がんの診療に携わる医療スタッフ間の連携を図りながら、全職種が一緒になって運営しています。
がんセンターとして独立した建物はありませんが、先進的がん治療の研究・診療、がん医療に携わる医療従事者を対象とした人材育成、地域の医療機関との連携、がん対策のための情報発信など様々なテーマについて活動を行っています。
がんセンター長 | 勝屋弘雄 血液・腫瘍内科 診療准教授 |
副がんセンター長 | 杉山庸一郎 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 教授 真鍋達也 一般・消化器外科 准教授 |
詳しくは、それぞれのページを確認ください。
がん患者さんがご自宅で日常生活を送りながら、安全に治療の継続ができる環境を確保するために、 平成16年に設置しました。消化器がん、肺がん、乳がん、血液がんなど各種のがんの患者さんの外来治療を行っています。
頭頸部がん、乳がん、肺がん、婦人科腫瘍、泌尿器腫瘍、悪性リンパ腫、転移性骨腫瘍など悪性腫瘍に対する放射線治療、動注化学療法、動脈塞栓療法など、あらゆる領域の様々な疾患の診断、治療を行っています。
緩和ケアチーム、緩和ケア外来、緊急緩和ケア病床を有機的に統合するセンターとなり、患者さん・家族へ専門的緩和ケアの提供、また医療者への緩和ケア教育を行っています。
がんのことやがんの治療について知りたい、今後の療養や生活のことが心配など、がんの医療にかかわる質問や相談にお応えしています。
2007年診断症例から、専従の院内がん登録実務中級認定者(診療情報管理士)による院内がん登録を開始。佐賀県がん登録研修会・eラーニングによる教育・研修、県内がん診療連携拠点病院の院内がん登録データの分析・評価などを行っています。
専任の医師・看護師を配置し、佐賀県のがん患者さんが地元で最新検査・治療を受けることができる「佐賀県完結型がんゲノム医療」を目指しています。
より詳しい情報を下記のホームページにご確認いただけます。
がん診療連携拠点病院等の整備に関する指針に基づき、都道府県がん診療連携拠点病院である佐賀大学医学部附属病院に佐賀県がん診療連携協議会を設置しています。