微生物検査室の紹介
「微生物」とは文字通りとても小さな生物なのですが、この「微生物」にも色々な種類があります。 大きく分けるとウイルス、細菌、真菌(カビ)です。この中で微生物検査室が検査しているのは細菌と真菌です。 例えば皆さんがお腹が痛くなって下痢をしたり、 風邪がひどくなって肺炎になって病院にかかったとき、 その原因を調べるために喀痰や便が検体として検査に提出されます。 それらの検体に悪い細菌がいるかどうかを調べ、もし悪い菌がいた場合、 どのような抗生物質(抗菌薬)が効くのかを調べるのが主な業務です。 皆さんも結核菌あるいは大腸菌O-157など聞いたことありませんか? 私たちはこれらのことを調べるために、 大きく分けて次に紹介する4つの検査①「グラム染色」②「培養検査」③「同定検査」④「薬剤感受性試験」 を実施しています。
※検査室からのお願い※ 小さな生き物の細菌達は私たちの生活環境のどこにでもいます。勿論、私たちの体にもたくさんの細菌がいるのです。 食事をする前、トイレにいった後は必ず手を洗いましょう!