検査部長の挨拶 検査部長 末岡榮三朗
1.信頼性ある検査結果の提供
検査部では、患者さんからいただいた血液、尿、痰、組織などの検体を用いて、 病気の診断に必要なさまざまな検査を行っております。 正確な検査結果をできるだけ早く診療の現場にお届けすることが私ども検査部の最も大切な仕事です。 検査部では、このような検査における品質の維持と向上に精力的に取り組んでいるところです。
2.検査の標準化
また、地域中核病院における検査部として検査の標準化を進めています。佐賀県下において、 各病院での検査基準値が共有できるようになれば、 将来的には、ある施設で出された患者さんの検査結果を他の施設でも利用できるようになるからです。
3.大学病院検査部としての貢献
一方で、大学病院としての使命である、高度先進医療の推進についても、 診断のための新しい技術導入の面で積極的に参加しております。 そのために、日常業務としての検査の他に大学病院検査部として臨床検査医学の発展に貢献したいと考えております。 病気の診断や治療方針の決定に必要な新しい検査技術を速やかに導入したり、 検査技術を新たに開発することも私どもの大切な業務と考え一生懸命取り組んでいるところです。
このように、検査部は大学病院の中での診療、研究にとって重要な役割を果たすべき立場にありますので、 今後も患者さんや、医療関係者の方々のご要望にお応えできるよう取り組んでまいります。 平成23年11月1日