生化学検査室の紹介
「化学検査」皆さん、耳慣れない言葉でしょう。 人は蛋白質、糖、脂肪などの栄養源を、生きていく上で必要な化学物質に変換していることは、ご承知のとおりです。 しかし病気になると、必要なものを作れなくなったり、時には、作る量に歯止めが効かなくなったりします。 そこで、「体の化学物質を検査する」のが「生化学検査」です。
中央採血室待合いイスの正面にある「機械とコンピュータだらけの部屋」。ここが生化学検査室です。 ５名の臨床検査技師を配置し、年間約１５０万件の検査を行っています。 これだけ多くの検査を少ない人数で、正確な結果を提供するために、開院以来、 徹底した自動化を目指して検査室を作ってきました。 お陰様で、日本でも有数の先端的な検査室として評価されています。
私達は、正確な結果を早く報告することをモットーに、今後も精進していきます。 しかし、パートナーは毎日２４時間動いている《働き者の機械たち》です。 時には疲れてへそを曲げることもあります（故障）、私どもも全力でなだめています（復旧させています）ので、 その節は、温かい日で見守って頂けたら幸いです。 また検査のことで知りたいことがあれば、気軽にお尋ね下さい。 主治医ではない為、全てを返答できないこともありますが、可能な限りご要望に応えたいと考えています。