糖尿病診療班の紹介

2024年1月19日

 糖尿病診療班は、院内の糖尿病患者への治療やケアが円滑に提供されることを目的に、多職種で活動をしています。

 ＜糖尿病診療班チームメンバー＞

 糖尿病専門医・薬剤師・理学療法士・公認心理士・管理栄養士・臨床検査技師・医事課職員・各病棟の糖尿病診療班担当看護師・看護学科教員・慢性疾患看護専門看護師

 ＜主な活動内容＞

最新の治療や患者支援の情報共有

 近年、糖尿病治療薬は多種多様となっており、より個々の患者に合わせた治療の提供が可能となっています。当院は県内唯一の大学病院として、最新の治療薬やデバイスなどを使用することも多く、すべての部署において最新の糖尿病に関する知見が得られるよう情報発信を行っています。

糖尿病関連インシデントの共有と再発予防策の検討

 インスリンは作用毎に多くの類似した薬剤があり、インシデントなども発生しやすい薬剤です。実際に患者に投与する役割の看護師が、インスリンなど糖尿病関連の薬剤について正しい知識を得ることで、インシデントを防止することが可能となると考えます。糖尿病診療班では、院内のインシデントを各部門間で共有し、再発防止に向け医師の指示内容の統一やインスリンポケットマニュアルの作成、インスリン安全講習会などのスタッフ教育を実施しています。

糖尿病教室の運営など糖尿病患者支援の実践

 糖尿病教室の運営や、糖尿病教室への参加が困難な患者がベッドサイドで学べるDVDの作成、糖尿病カードシステムの運用など様々な媒体を活用し、個々の患者のライフスタイルに合わせた患者支援を実施しています。