About看護部について
プライマリーナーシングについて
“任される”から、“やりがい”が生まれる信頼を築く看護のかたち

プライマリーナーシングとしての成長を支援します。
「私の患者さん、私の看護師さん」——この言葉は、プライマリーナーシングの特徴を一言で表しています。
プライマリーナーシングとは、一人の患者さんに対して、入院から退院まで継続して責任を持って看護を行う方式です。当院では、この方式を、患者さん一人ひとりと深く関わることで、より質の高い看護を提供するための第一歩と考えています。
高度急性期・急性期医療を担う大学病院や特定機能病院では、さまざまな患者さんとそのご家族に対応できる力が求められます。その力を育むためには、まず一人の患者さんを丁寧に看護する力を身につけることが大切です。
その基礎を築く手段として、プライマリーナーシングは非常に有効です。新人看護師が、一人の患者さんに対して「最善の看護」を追求する経験を積むことは、将来的に多くの患者さんに対しても「最善の看護」を提供できる力につながると、私たちは信じています。
「任される」ことで責任感が芽生え、「やりがい」が生まれる——その積み重ねが、看護師としての成長につながり、患者さんにとって最良の医療環境の提供へとつながっていきます。
当院では、看護師一人ひとりの成長を丁寧に支えながら、信頼に基づく看護のかたちをこれからも大切に築いて
まいります。
安心と信頼を得るプライマリーナースの育成

教育方式
集合教育では、教育担当看護師長を中心に研修企画・運営を行い、現場教育では、当院看護部の新人教育ガイドラインに基づき、プリセプター方式をとって、教育指導を行っています。
新採用者(プリセプティ)に対応するプリセプターのほか、部署で新人教育担当者を若干名選出して、他スタッフの支援のもとにプリセプター方式が円滑に展開されるよう配慮しています。
個別カウンセリング
平成19年度よりメンタルヘルスのために実施しています。
臨床心理士による個別カウンセリングを、2回/年実施し、抱えている不安や不満などを吐き出さすことでリフレッシュができるように対応しています。第1回目は6月、第2回目は1月頃の予定です。
大学の看護学科と協働した「人材教育」システム
看護部では看護師の生涯キャリア支援につながるように、医学部看護学科の「看護学教育研究支援センター」と協働し、看護職者へのキャリア支援を行っています。http://scerns.med.saga-u.ac.jp
プライマリーナーシング メッセージ

患者さんの思いに寄り添いながら、共に歩む看護を
学生時代は県外で学びましたが、幼い頃から身近に感じていた佐賀大学で看護に携わり、地元に貢献したいという思いから入職しました。
現在は急性期病棟で、手術前後のケアやリハビリ支援、退院支援など、患者さんの回復を多角的にサポートしています。中堅看護師としてリーダー業務にも携わりながら、後輩への指導やチーム全体の調整も行っています。
当院ではプライマリーナーシングを取り入れており、一人の患者さんを継続して受け持つことで、生活習慣や価値観、そしてご家族の思いまで深く知ることができます。その理解をもとにチームで情報を共有し、患者さんにとって最適な看護を考えていくことに、大きなやりがいを感じています。
入職前は「プライマリーナース=個人で責任を背負う」というイメージが強く、正直なところ少し不安もありました。しかし、実際に働いてみると、チーム全体で患者さんを支える体制が整っており、いつでも相談し合える安心感があります。個人の責任とチームの支えが共存しているのが、当院の看護の魅力です。
印象に残っているのは、退院後に外来で再会した患者さんが「あなたに担当してもらえて本当によかった」と笑顔で声をかけてくださった瞬間です。プライマリーナースとして関わった時間が、その方の記憶に残っていたことを知り、心から嬉しくなりました。
これからも、患者さんとご家族の思いを大切にしながら、ひとりひとりに寄り添う看護を続けていきたい。そして、チームの仲間と共に成長し合える環境づくりにも力を注いでいきたいと考えています。