総合診療部

概要

 全国に数多くある総合診療部の中で、国立大学病院に最初に設置されたのが佐賀大学病院の総合診療部です。
 (旧)佐賀医科大学は古川哲二初代学長のリーダーシップによって、地域に貢献する臨床医の育成を目指して1978年に設立されましたが、総合診療部が中心になって運営している総合外来は「現代の赤ひげを育てる」という古川学長の理念を象徴する診療部門として、20余年にわたって本学の診療・教育に大きな役割を果たしてきました。
 現在、総合診療部には常勤スタッフが教授を含めて6名、医員6名、大学院生及び研究生数名が臨床教育研究に従事し、附属病院中央診療部門の一つと位置づけられています。

取り扱っている主な疾患

【外来診療】
総合外来(月〜金、午前9時〜午後4時)は紹介状や予約なしにいつでも受診できますが、主に次のような患者さんを診ています。
  • 診断がついていない
  • かぜ・腹痛などの急性の軽い症状がある
  • 日常見られる生活習慣病(糖尿病、高血圧、高脂血症)の管理が必要である
  • 多くの臓器の病気が複雑に絡み合っている
  • 社会・心理的要因を考慮する必要がある
  • 検診で異常が指摘された
 患者さんの健康にとって切実な問題についてはどんなに些細なことにでもきめ細かく対処するよう努め、必要に応じて専門診療科に相談します。
 また日常病の場合「地域のかかりつけ医」を持つように勧めています。
 総合外来の診療室は小児用を含めて計11室あり、隣接する救命救急センターと協力して臨機応変に患者さんの多様な症状に対応しています。
【入院診療】
 入院が必要な場合は総合診療部の病床(救急救命センターに4〜6床、内科系病棟に5床)に入院できます。病棟でも専門診療科との連携のもと、患者さんのニーズを重視した診療を行っています。
 患・Eメさんが退院された後は総合外来で継続して診療することもよくありますが、地域医療機関(地域の病院や「かかりつけ医」)との連携を心掛けています。
 様々な疾患のうち主に次のような患者さんをみています。
  • 急性感染症(肺炎、腎盂腎炎、胆嚢炎、蜂窩織炎など)
  • 原因不明の発熱や重症患者さん
  • 脳血管障害の患者さん
  • 精神的問題を含め多彩な問題を抱えた患者さん

特色

 診療にあたっては、従来の「医療技術に偏重し、病気を見て病人を診ない」専門診療の行き過ぎに対する反省に基づいて、患者の健康上の問題に広い視野から対処し、患者さん一人ひとりにとっての良き相談相手となることを目指しています。

取得した認定学会名

日本内科学会、日本プライマリ・ケア連合学会

取得している各専門医・指導医の数

専門医・指導医 人数
総合内科専門医 4名
認定内科医 4名
佐賀大学医学部附属病院
〒849-8501 佐賀市鍋島五丁目1番1号
TEL : 0952(31)6511(代表)/ 0952(34)3157(時間外)