安全かつ円滑に輸血療法を行うためには医師だけではなく、院内の各職種の協力が必要であるのは言うまでもありません。
このため輸血を行うすべての医療機関において輸血に関係する各職種から構成される輸血療法委員会の設置が必要とされています。
当院では当初、輸血・輸液診療班として発足し、平成17年より会則を改め、輸血療法委員会が新たに発足しました。病院長始め、各診療科・看護部・薬剤部・医事課などの輸血に関わる多部門のメンバーから構成され、現在年6回の委員会を開催しています。
委員会では輸血療法の適応、検査、使用状況の把握、事故・副反応の把握と対策の検討、輸血関連情報の伝達などを行っています。