一般・消化器外科

概要

一般・消化器外科はがんを中心とした消化器疾患、肝胆膵疾患、乳腺疾患、一般外科疾患と幅広い領域の診療を行っています。診断から手術、悪性腫瘍に対する抗癌剤治療や緩和ケアまで、さまざまな病状の患者さんを対象としています。

外来診療の年間受診人数は新規患者760人、再来患者約1万2000人と数多くの患者さんを診察しています。当科で診療する疾患の多くが悪性腫瘍(がん)であり、外来では診断から、抗癌剤を用いた化学療法までさまざまな診療を行っています。

入院診療では悪性腫瘍(がん)に対する手術治療を中心に行っています。年間の手術件数は約700例で、上部消化管手術100例、下部消化管手術 200例、肝胆膵手術180例、乳腺手術40例、その他です。

取り扱っている主な疾患

特色

対象のほとんど占める悪性腫瘍に対して、専門医が外科治療を中心として拡大、標準、縮小手術と過不足のない手術を目指し、化学療法やその他の集学的治療においても各専門医ががんの個性に応じた治療を選択しています。内科的治療や放射線治療、緩和ケアが必要な場合には他科の専門医と連携をとり、包括的な治療も可能です。

また、当科では早期より、低侵襲手術である内視鏡外科手術を導入し、現在、消化管を始め、肝胆膵領域の悪性腫瘍手術や乳腺外科など多くの手術で内視鏡外科手術を行っています。また、最近ではロボット支援下手術(da Vinci 手術)も導入しており、2018年現在、九州の中では、消化器手術におけるda Vinci 手術を保険診療で診療可能な数少ない施設となっています。

取得した認定学会名

取得している各専門医・指導医の数

専門医・指導医人数
日本外科学会外科専門医11名
日本外科学会指導医3名
日本消化器外科学会専門医8名
日本消化器外科学会指導医3名
日本内視鏡外科学会技術認定医4名
日本肝胆膵外科学会高度技能専門医1名
日本食道学会食道外科専門医1名
日本大腸肛門病学会専門医1名
日本消化器病学会専門医1名
日本がん治療認定機構認定医5名
日本ロボット外科学会理事1名
検診読影マンモグラフィー読影認定医師1名