眼科

概要

佐賀大学眼科は、かねてより眼科全領域について診療を行うと同時に佐賀県の地域医療拡充に努めています。 さらに県内はもとより福岡県や長崎県の公的関連病院,民間の病医院と連携体制を有しており、積極的な診療交流を行う基幹病院としての機能を果たしています。

外来の診療体制は15名の眼科医(非常勤を含む)および3名の視能訓練士により外来診療を行っております。

入院の診療体制として19床の定床を有しており、中央手術部門に眼科領域のほぼ全般の手術を行うことができるよう様々な整備がなされています。

また県下唯一の3次救急病院として、常時、緊急手術が必要とされる疾患にも対応可能となっております。

あわせて当科では医学教育施設として、医学部学生や研修医や専門医教育にも携わっております。

さらに角膜疾患が原因で失明状態になった方の視力回復を目指して角膜の提供者を募る、佐賀県アイバンク協会も眼科内に併設しており、専門スタッフおよび当科のスタッフにより、県内全域を対象とした角膜提供に対応する窓口を兼ねています。

取り扱っている主な疾患

網膜硝子体疾患(糖尿病網膜症、網膜剥離、網膜動脈閉塞症、網膜静脈閉塞症等)、黄斑疾患(黄斑上膜、黄斑円孔、加齢黄斑変性等)、白内障、緑内障、斜視、外眼部疾患(翼状片、内反症、眼瞼下垂等)、眼科領域の腫瘍、ぶどう膜炎、視神経変性疾患など眼科領域全般

特色

主な治療として、中央手術部門における、網膜硝子体疾患(糖尿病網膜症、網膜剥離、黄斑疾患等)、白内障、緑内障、斜視、外眼部疾患(翼状片、内反症等)に対する手術治療を行っています。 また外来治療として、加齢黄斑変性に対する光線力学療法、網膜疾患、緑内障、後発白内障に対するレーザー治療を行っています。

診療においては領域毎の眼科専門医により、先進的な治療を提供しています。また、県下唯一の3次救急病院として、救急診療部との連携により常時、緊急の眼科診療が提供できる体制を有しています。

取得した認定学会名

日本眼科学会、日本網膜硝子体学会、日本緑内障学会、日本眼炎症学会など

取得している各専門医・指導医の数

専門医・指導医人数
日本眼科学会専門医10人