インドより臨床修練医を受け入れています(循環器内科)

        循環器内科 山口医師、Dr.Bohra、野口病院長

 当院は、外国医師等が行う臨床修練に関わる医師法第17条の特例等に関する法律により指定された臨床修練指定病院(※)です。この度、当院第1号の臨床修練医として、インドよりVijay Bohra氏にお越しいただきました。Dr.Bohraは7月8日より8月2日までの間、循環器内科 山口医師の指導のもと、カテーテルアブレーションの研修を行います。

循環器内科より
Dr. Bohraは、インド陸軍の軍医(大佐)で、循環器が専門です。非常に経験豊富な極めて優秀な医師ですが、インドでは人口構成がまだ若いこともあり、高齢化とともに罹患数が増加する心房細動という不整脈に対するアブレーションは日本ほど盛んではありません。しかし、今後、来るべき高齢化社会と心房細動患者数の増加に対して、心房細動に対するカテーテルアブレーションにおいて世界でも先進的な施設の1つである当院循環器内科に研修に来られました。非常にモチベーションが高く、人格的にもすばらしい医師であり、我々の方も学ぶことがたくさんあります。

※臨床修練指定病院とは
 日本では、日本の医師免許を持たない外国人医師は診療行為が認められておりません。しかし、厚生労働省の指定を受けた臨床修練指定病院においては、外国人医師らに日本の医療技術を学んでもらうことを目的として、指導医のもとでの外国人医師による診療が可能となります。